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犬の8割、猫の7割が歯周病!?今すぐケアを見直そう

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

こんにちは、うさパラスタッフです。

今回のテーマは、うさパラスタッフブログでも定期的に取り上げているペットの歯周病について。歯周病を放置するとなにが良くないのか、大切なペットの健康を守るためにできる日々のオーラルケア習慣についてご紹介したいと思います!

わんちゃんも猫ちゃんも多くは既に歯周病!?

歯と歯茎の間に歯垢(プラーク)が付着することで、歯肉が炎症を起こす病気を歯肉炎といいますが、これを放置したことで症状が悪化して炎症が歯を支える「歯周組織」にまで及ぶ状態を、歯周病といいます。

実は米国獣医歯科学会(American Veterinary Dental Association)の研究によると、3歳以上の猫の70%、犬の80%以上が、何らかの歯周病を患っているとされています。

ですが、それもそのはず。ペットのデンタルケアはなかなか難しく、歯磨きがしっかり行えている飼い主さんは全体のわずか2%程度ともいわれており、この数字からもペットの歯の健康をキープすることがいかに難しいかが分かります。

進行すると命にかかわる歯周病

歯肉炎の段階なら治療可能でも、歯周病はなかなか治療することは難しいといわれています。しかし実際には7~8割の犬猫が既に歯周病を持っていることから、できる限り進行を防ぐことが非常に大切です。

歯周病が進行してくると、歯の奥の骨や組織にまで細菌感染が拡がり、痛みで食欲が落ちたり元気が無くなったりします。この段階では強い口臭も伴ってきます。またそのような状態になると動物達は口の中を触られる事を嫌がるため、飼い主さんのオーラルケアもより困難になりやすいといわれています。

歯の奥の骨まで細菌が到達すると、口の近くの鼻や顎に感染が拡がって鼻炎下顎骨折が起こったり、全身に細菌が回ることで寿命にも関わるような心臓病腎臓病などに発展したりする可能性があります。

今すぐ見直すべきペットのオーラルケア

愛犬、愛猫にできるだけ長く元気に居てもらうためにも、日々のオーラルケアがとても大切です。特に犬猫は歯垢が歯石に変化するまでのスパンが約2-3日といわれており、約20日とされている私達人間よりもかなり短いため、こまめなケアが欠かせません。

とはいえブラッシングは習慣化できていない成犬や成猫にいきなり行うのはとてもハードルが高く、強く抵抗されると飼い主さんも思わぬ怪我などにつながりかねないため、まずは簡単なケアから慣れることがオーラルケアを習慣化させるポイントとなります。

ステップその1 歯磨きの代わりを活用する

いままで特にケア習慣がなかった場合は、いきなりブラッシングを行うことは難しいため、歯磨きの代わりとなるアイテムをうまく活用してオーラルケアをはじめましょう。

\🦷フードに混ぜるだけの海藻ケア/
プロデンプラークオフ

天然の藻類が有用成分のパウダーです。フードと一緒に与えるだけで唾液に作用し、新しい歯垢の形成を防ぎ、既存の歯石を柔らかくします。口臭を抑えるはたらきもあります。ブラッシングを習慣づけるまでのケアや、ブラッシングとの併用に向いています。

\🦷飲み水に薄めて与えるマウスウォッシュ/
アクアデント

キシリトールが配合されたマウスウォッシュは、歯垢の付着を防いでくれるはたらきがあります。飲み水に混ぜるだけなのでこちらも初心者向けのケアにおすすめ!

ステップその2 歯ブラシやデンタルクロスに慣れる

歯磨きは、仔犬・子猫の頃から習慣化していれば嫌がることもなく飼い主さんの負担も軽くなりますが、実際は大人になってから始めるケースも多いです。とにかく犬や猫が歯磨きを怖いことや痛いことだと学習してしまわないように、徐々に慣れてもらうことがポイントです。

まずは口を開けられたら合格、歯ブラシやデンタルクロスで歯を触らせてくれたら合格、といった具合に、時間をかけて慣らしていきましょう✨クリアしたときに褒めてあげたり、ご褒美をあげたりすることも忘れずに。 

\🦷拭くだけで効率よく歯垢をオフ/
歯垢トルトルプラケアシート

こちらのデンタルクロスには研磨剤の炭酸カルシウムが含まれているため、クロスを巻いた指で軽く歯をなぞるだけでも効率よく歯垢を落とすことができます。ブラッシングを嫌がる犬猫のオーラルケアに向いています。

ステップ3 定期的に動物病院でケアを

ホームケアが絶対的に大切なのは間違いありませんが、それでもペットのオーラルケアを完璧にこなすことはなかなか難しいというのが現実だと思います。

そこで、定期的な動物病院でのケアも有用です。スケーリングという歯石を削り取る処置によって家では取り除けなかった汚れを綺麗に取り除ける場合があります。

また定期的に獣医師さんにチェックしてもらうことで深刻な状態まで進行する前に手を打てる可能性もアップします。

ペットの種類や歯の状態にもよりますが、最低でも1年に1回はスケーリングを含めた本格ケアや歯科検診を行うのがおすすめです。

8020の意識を愛犬や愛猫にも

今回はペットの病気の上位を占める歯周病とその対策についてお届けしました。

オーラルケアの重要性は人間にとっても非常に大事で、80歳で20本の歯を温存するための「8020運動」などは有名です。

わんちゃんや猫ちゃんにとっても、口腔衛生を維持することが痛みのない食事やストレスのない毎日と非常に密接に関わっているといわれています。

是非今一度、オーラルケア習慣を見直すキッカケにしていただけると幸いです🦷💎

以上、うさパラスタッフブログでした~🐶😸

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