ジメジメした季節はペットのマラセチア皮膚炎にご注意！

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

皆さんこんにちは、うさパラです。

もうすぐ、あちこちで紫陽花が楽しめる梅雨がやってきますね。

しかし、高温多湿となるこれからの時期は、

ペットの健康トラブルが発生しやすい時期でもあります。

梅雨に発生しやすい代表的な皮膚トラブルとして、

マラセチア皮膚炎が挙げられます。

この病気は、

動物の常在菌であるマラセチア菌（カビの一種）が

過剰に増殖することが原因で発生します。

マラセチア菌は動物の皮膚に常在している菌で、

普段はひっそりと大人しくしています。

しかし、皮膚の温度や湿度が高くなったり、

餌となる皮脂の量が増えたりすると、増殖しやすい性質があります。

マラセチア菌が増殖すると、多くの場合強烈な痒みを伴うため、

ペットが患部を掻きむしり、炎症や脱毛などを引き起こします。

主な症状として、強烈な痒み、赤み、脂漏、フケ、悪臭などがあります。

犬・猫をはじめ多くのペットが掛かりやすく、

特にワンちゃんは、日々の散歩によって汗もかきやすく、

湿気に晒されがちなので、気を付けてあげましょう。

また、脂の分泌が多い犬種（シーズー・パグ・シープドック）などは

かかりやすいので特に注意が必要です。

マラセチア皮膚炎は、皮脂や汚れの溜まりやすい足の内側や、

首元、腹部などに発生しやすい傾向があります。

ペットがその部分を執拗にかいていたり、噛んでいたりしないか

普段からよく観察しておくことが早期発見の秘訣です。

マラセチア皮膚炎を予防するため、

定期的なシャンプーを行い、肌を清潔に保つことも大切です。

また、マラセチア皮膚炎になってしまった場合は、

薬用シャンプーや内服薬などによる治療が必要です。

もちろん、それらはペットの大きさや体質、

年齢などに合わせたものを選択する必要なため、

もしも自分のペットがマラセチア皮膚炎かもしれないと思ったら、

まずは獣医さんにご相談ください。

以下では、

うさパラ取扱いのマラセチア皮膚炎対策に役立つ商品をピックアップしました。

（ドクターズファーマシー）
プロポリスワン・ペット用シャンプー

優れた洗浄・補修作用が期待できるアミノ酸系界面活性剤や、

菌に対して強力に働くプロポリス（ノミダニ対策にも）など、

肌の健康を保つために有用な成分を配合したシャンプーです。

美しく、清潔な毛並みへと導きます。

保湿成分やかゆみ止め成分なども含有している他、

肌に刺激を与えやすいシリコンや防腐剤、

石油系界面活性剤などは一切使用していません。

さらに、リンス不要タイプであるため、飼い主さんの負担も軽減♪

（ペルシー）ミコナケアシャンプー

動物用医薬品マラセブシャンプーと同一の有効成分を配合している

犬猫用シャンプーです。

週2回の投与で、犬・猫のマラセチア皮膚炎を治療します。

有効成分ミコナゾール硝酸塩の働きによって、

マラセチア菌の細胞膜に障害を起こし、その増殖を抑制します。

また、同じく有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩が、

マラセチア皮膚炎を悪化させる要因の一つである

スタフィロコッカス（ブドウ球菌）を殺菌します。

毛並みの保護や、洗浄後の保湿にも優れており、

その他にも蚊よけ作用や皮膚サポート作用などが期待できます。

いかがでしたか？

今回は梅雨に多発するペットのマラセチア皮膚炎についてご説明しました。

しかし、ペットの皮膚トラブルの原因は多岐に渡るとされており、

年間を通じて注意・予防が必要です。

うさパラでは、

様々な皮膚トラブルの予防対策商品を紹介している

特集ページもご用意していますので、

この機会にぜひ、覗いてみてくださいね。