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イカやタコも痛みを感じる?!

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

みなさんこんにちは、うさパラスタッフです!
先日、友人と久しぶりにエビ釣りに行きました。その釣り堀はレストランも運営していて、釣ったエビをその場で調理してくれるのです。
4時間挑戦してたった1匹しか釣れませんでしたが、釣り好きの友人が6匹ほど釣り上げてくれたため、ガーリック揚げや焼きエビにして美味しくいただきました🦐

そんな矢先、ラジオで聞いたあるニュースが心に残りました。その内容は・・・・

イカやタコ、カニ、ロブスターには、痛みの感覚があるーー。こう結論づけた報告書をもとに、動物福祉法案の保護対象に、頭足動物や十脚甲殻類を追加することをイギリス政府が発表した。

huffingtonpost.jp/entry/animal-welfare-uk_jp_619c573fe4b07fe2010ff9a0

動物愛護の先進国で知られるイギリスで、新たな動物福祉法案の保護対象に「エビ」を含む甲殻類や軟体動物も入ったようです。「エビやタコを食べるな!」ということではないのですが、「それらの生物にも痛みを感じる感覚があるから、生きたまま冷凍したり、生きたまま茹でるといった行為は非人道的だ」と指摘されています。

特にタコについては、ほかの甲殻類や軟体動物よりも痛みを感じる感覚を持っていることについて「非常に信頼性が高い」とされています。ある実験では、痛みを起こす酢酸を投与された部分の皮をみずから引きちぎったり、酢酸が投与された水槽から移動したりといった「痛みを嫌う」行動が見られています。

甲殻類についても痛みに関する研究が長年されており、「痛みを学習して避ける」習性があることも明らかになっています。

また、少し毛色は異なりますが、イカには人間と同じ「自制心」があることも研究で証明されています。もちろん痛みを感じる感覚についても、「持っている可能性はある」ことが示唆されています。

痛みを感じない調理法って?

スイスでは2018年1月、「ロブスターは失神させてから調理するように」という保護規定が定められました。さらに一足先の2017年には、イタリアでこんなニュースが。☟

タリア最高裁は16日、調理前のロブスターを氷漬けにして保存するのはロブスターを不当に苦しめることになるとして、レストランオーナーに罰金支払いを命じた。

https://jp.reuters.com/article/lobster-idJPKBN19A0ME

動物福祉団体の主張によると、電気機器で非脊椎動物にショックを与えて気絶させたり、冷機で凍結したりする方が、生きたまま沸騰して死なせるよりもまだ人道的とのこと。

「魚のように頭をスパッと落としてしまえばよいのでは?」と考える方もいるかもしれません。が、エビやカニは一瞬で殺すのが難しく、ロブスターに至っては神経系が分散しているためより難しいそう。そのため気絶させてから殺すという方法が挙げられているのです。

私たちが考えなきゃいけないことって?

島国日本の私たちは、海の恵みに触れて育ってきたと言っても過言ではありません。異国の地でも「SUSHI」が食べられますし、日本といえば海鮮!というイメージはもはや全世界共通(だと私は思っています)。

だからこそ、今回のニュースには色々思うところがありました。「どうか、エビ釣りで釣ったエビが、生きたまま茹でられていませんように・・・・」と願いましたが、確かめるすべもありません。もう食べてしまったのだから。

エビもカニも大好きだし、イカのおさしみは大好物だし、タコのから揚げは居酒屋で見つければよくオーダーするし、海鮮を断つ!なんてことは到底無理ですが、それでも一消費者として、人間として、ほかの生物に対する知識を持っておくことは大切だと思うのです。

海の恵みを享受する前に、見ておきたいスタッフ一押しの映画も紹介します!☟

世界で物議を醸したNetflixの環境系ドキュメンタリー。日本のイルカ漁業についても触れられています。プラスチックごみを減らすことが本当に第一にすべきことなのか?必見です!
これは世界初の「海洋恋愛おじさんドキュメンタリー映画」だ!と紹介されていますが、普通に感動できます。種を超えて心を通い合わせている光景は、涙なしでは見られません。

すべての動物が幸せに暮らせる社会を

家畜動物や海の生き物の幸福を考えた時に、ビーガンになるという選択肢を取ることは、決して簡単なことではありません。それに、ビーガンになることを誰も強制はできないのです。

だからこそ、0か100ではなくて、野菜を食べる習慣を増やそうかな、とか、この肉や海鮮はどうやって生産されているのかな、とか、個人が気づきや学びを元に、バランスを取りながら少しずつ挑戦していくだけでいいと私は思います。

これら海の生物はもちろんですが、身近な猫や犬といった動物も含め、すべての生き物が幸せに暮らせる社会が実現することをうさパラでは祈っています。

\100PTから始められる、うさパラ募金にぜひ参加を!/

以上、うさパラでした!

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