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大型犬のなりやすい病気。

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

10月になって秋も深まり、紅葉シーズンとなりましたが
皆さんはいかがお過ごしですか?

私は、この間友人のペットを見に行ってきました。
それも今日のお題に関係のある大型犬です。

知っていますか?

【ウルフドッグ】

大型犬種の一種で、ハスキー、シェパードなどの犬種と家畜化された
オオカミとを交配したものです(ウルフハイブリッドとも呼ばれています)。
体高は約60cm~80cm、体重は約45kg~70kgと、かなりビッグです!

最初見たときは、めちゃくちゃ大きくて本当にびっくりするくらいでした!
これだけ大きいと、育てるのになにかと大変そうです!
友人の自宅はというと・・・田舎・・・

なので育てる環境としては凄くいいみたいです。

狼の血が混ざっているだけあって、
ウルフドッグは野性味が強く、本能的に仲間と認めた者とは
とても良好な信頼関係が築けるようです。
敵とみなした者への攻撃は・・・言うまでもありません。

飼い主をリーダーと認めれば、とても従順に従う社会性のある犬種のようです。
デカくても、とても可愛い一面を見せるのも、信頼関係があってこそ!なんでしょうね。

前フリが長くなってしまいましたが、
今日は、大型犬がなりやすい病気についてちょこっと調べてみました!
調べて感じましたが、大きい体格と比べて
とてもナイーブな面を持ち合わせている印象を持ちました。

中でもこの3つは大型犬の中でとても多いようです。

※注意※
あくまで病状や原因を調べた内容なので、参考として読んでいただければと思います。

病気に関しては、飼い主さんの自己判断で行わず、
獣医さん等の専門家にご相談ください。

・股関節形成不全

太ももの骨と骨盤の結合部分である股関節の形が先天的に異常な状態を言い、
およそ7割が遺伝に起因するといわれています。通常であれば、
体格に合わせて大きくなるはずの骨盤が不完全なために生じてしまいます。
骨の成長する時期に、過度の運動や肥満により骨盤に力が強くかかることで
異形成となってしまいます。

症状:
歩行時の腰のブレ、うさぎ跳びのような歩行、後ろ足をうまく折って座れない、
運動を嫌う、股関節脱臼

とてもシビアなことなので、成長期を過ぎるまで
心配になる飼い主さんもおられるかと思いますが、
過度な運動を控え、肥満にならないようにサポートすることも大切です。
また、症状が軽度なら悪化しないよう安静にすることも大切です。

ひどい場合は投薬して、痛みを抑えてあげて食事や運動を制限したり、
最悪な場合は手術することになってしまいます。
飼い主さんが、成長期のワンコの体重や運動量の調整サポートをして、
悪化を回避することが重要になります。
遺伝の確率も高いようなので、そこらへんは飼う前にチェックしたいところです。

痛みの軽減に鎮痛剤として:
犬用関節炎・鎮痛剤一覧

・胃捻転

膨れ上がった胃がねじれてしまった状態です。
胃の出口につながる十二指腸が、お腹側を右から左に通過し、
右回りにねじれるパターンが多く、腸がロープのように胃を締め付けます。
そのため、胃の中の食物滞留、血流悪化、周辺臓器圧迫など、
さまざまな障害を引き起こします。

症状:
腹部の膨れ、腹痛、嘔吐、よだれ、ゲップ、食欲不振、水をたくさん飲む

胃が膨らんだ状態は腸と絡んでしまった時に、ほどきにくくなり、
胃拡張の状態は胃捻転になりやすくなります。
また、食後すぐに運動をすると、胃や腸も動き回り絡まってしまいます。
胃捻転の治療には、胃拡張の胃の中のガスを抜くために
胃にチューブを入れたり胃に針を刺したりし、切除する場合もあります。

胃捻転が原因で他界したワンコもいるので注意をしたいものです。
ドカ食いの食生活も胃拡張を招きやすいため、
食事を調整してドカ食いできないようにすることも大切ですね。
また、ストレスもガスがたまりやすくなる原因の一つです。
適度にストレス発散をしてあげることも大切です。

・心筋症

心臓の筋肉である心筋に異常が生じ、心臓の機能が損なわれた状態です。
特に左心室での異常が多く、肥大または拡張し血流に異常をきたします。

症状:
ぐったりしている、元気が無い、食欲不振、かわいた咳、呼吸が苦しそう、血圧低下など

発祥原因が不明なことも多く、一度心筋症となると機能を回復することは難しく、
症状の悪化を防ぐことが対処法になります。

拡張性心筋症の治療薬として:
ベトメディン・フレーバー錠1.25mgベトメディン・フレーバー錠5mgベトメディン・ハードカプセル5mg

肥大性心筋症の治療薬として:
フォルテコール2.5mgフォルテコール5mgフォルテコール20mgベネース5mgベネース10mg

ご紹介した病気の他にも、なりやすい病気はあるかと思いますので、
大型犬を飼う予定の方はしっかりチェックして、
健康サポートができるようにし、ワンコと一緒に健やかな毎日をおくりたいですね♪

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