【獣医師監修】ペットの投薬にお悩みの方へ!犬猫への投薬方法・コツ
この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
こんにちは、うさパラです。
突然ですが、ペットに薬やサプリメントを飲ませる際に苦労したことありませんか?吐き出してしまったり、フードに混ぜても薬だけうまく避けられてしまったり、手をガブリと噛まれてしまったり…と、悪戦苦闘している飼い主さんも多いかと思います。
そもそも犬や猫は、薬の苦みや匂いにとても敏感。嗅覚が人間の何倍も優れているため、餌に混ぜてもバレてしまいます。特に猫の舌は「酸味や苦み=腐った食べ物や毒物」という認識をするようにできているため、身を守る本能から薬を吐き出すことも。
無理に飲ませようとすれば多くのストレスをペットに与えてしまいます。好物と混ぜても気が付いてしまえば食べなくなりますし、嫌がるペットを押さえつけて飲ませようなら信頼関係にも悪影響となるでしょう。
とはいえ、薬やサプリメントはペットの健康管理のために欠かせないもの。ペットにも飼い主さんにも負担なく、スムーズに投薬していただきたい…!
今回はそんな投薬のお悩みに応えるべく、獣医師監修のもと、犬猫に錠剤やカプセル剤などを飲ませる方法やコツを紹介します!
どんな投薬方法があるの?投薬する前に確認すべきポイントは?
まず、投薬方法は以下のように分けることができます。
- 直接手で口に入れ投薬する
- エサに混ぜる
- チーズやヨーグルトなどの好物に包む
- 投薬補助おやつを使う
上記の投薬方法について詳しく説明する前に、まず飼い主さんに確認してもらいたいポイントを先に説明します!
投薬前に以下をチェック☟
薬の飲ませ方
①直接手で口に入れ投薬する
効き手ではないほうの手で犬歯の後ろに親指と人差し指を入れ上あごを開き、もう片方の手で口の奥に薬を入れます。(この時手を誤って噛まれないように十分に注意してください)
吐き出さないようにペットの口を閉じたら、鼻先を上に向け薬が口の中に戻ってこないようにします。その際、鼻に息を吹きかけるか喉をさすると薬を飲みこんでくれます。投薬後は水を飲ませ、食道に薬が残らないようにしてください。
特に猫は薬が食道に張り付きやすいのでよく見てくださいね
②エサに混ぜる
食欲旺盛な犬猫にはドライフードなどの食事に混ぜるだけで投薬が可能です。なるべく見えない形でエサに混ぜるのがコツ。薬を砕いたり分割したい時はピルカッターやピルクラッシャーを使うのがおすすめです。うさパラにもありますよ♪
(ファンタジーワールド) ピルカッター+クラッシャー空腹時の投薬が必要なお薬もあるので、エサと混ぜる際はよく確認を!
③嗜好性の高い食品に包んで与える
チーズやサツマイモ、パン、ヨーグルトなどペットが好きな嗜好性の高い食品に薬を包んで与えるのも一つの手。毎日の投薬が必要なペットには推奨されませんが、たまにしか投薬をしない場合は有効な方法です。
④投薬補助おやつ(投薬補助トリーツ)を利用する
投薬補助おやつとは、薬を入れる穴が中心に開いていたり、粘土のように薬を包み込めるおやつのことです。指でつまむだけで簡単に形を変えられるため、剤形を問わず様々な薬の服薬に使うことができます。嗜好性が高く作られているのはもちろんのこと、塩分やカロリーなどにも配慮されているものもあり、毎日の投薬でも使用することができるのです!
薬への警戒心が強い子には投薬補助おやつがおすすめです
獣医師さんいちおし!投薬補助おやつの使い方
薬嫌いで、エサや好物に混ぜてもなかなか食べてくれない子には投薬補助おやつを活用してみましょう。よりスムーズな投薬を助ける、ちょっとしたコツも含めて説明します
手順1:適量の投薬補助おやつで薬を包む
小型犬や猫に与える場合、あまりにも投薬補助おやつの量が多いと咀嚼が必要になり気づかれる可能性が上がります。与える大きさは飲み込めるくらいの大きさにしてください。
手順2:薬を混ぜない投薬補助おやつを3個ほど用意
大きさは薬入りのものと同じくらいかやや小さめに作ってください。
手順3:薬を混ぜていない投薬補助おやつを2個程先に与える
手順4:警戒心が薄れたところで薬入りのものを与え、素早くまた薬が入っていないものを与える
その後、薬を吐き出さないか確認し、問題ないようであれば投薬完了です💡
おやつに薬の匂いがつくと、犬猫が食べない事があるので注意!
\うさパラおすすめ投薬補助おやつの紹介/
ピルラップ包みやすさNo1の投薬おやつで、犬猫どちらにも使えます。薬を包む際にボロボロと崩れることがなく、大き目のカプセルや粉薬などあらゆる剤型の薬に使用することができます。
ビビトリーツ (投薬補助おやつ) 犬用獣医師が薬を投薬するために開発した商品です。グルテンフリーでカロリーも低めに作られていることがポイント!
いかがでしたか?投薬で悩んでいる飼い主さんの助けになれば幸いです。
ただし、ペットが強く抵抗し、今回紹介した方法でも投薬が難しい場合は、無理をせずに獣医師に直接相談することをおすすめします。
以上、うさパラがお届けしました!
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